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Tsuki Tsuki        Tsuki Tsuki

CCC-10TopPhoto



 CCC-10はタミヤ製Cカーシャシをベースに、スペースタイムファクトリー製の部品を組み込んだコンバージョンカーで、C・カー・コンバージョンの頭文字から名付けたものです。
 元来はRCワールド誌の主催により年に一度、修善寺のCSC(サイクルスポーツセンター)で開催される日本で唯一のハイバンクオーバルレース、『ワールドドローム』のスーパートラッククラスへの出走だけに目的を絞り製作された、SFC-10の試作車でした。
 しかしSFC-10の1号車完成後、走行特性が満足いくものに仕上がらないままに2年間もの月日が過ぎ、その間ワールドドロームのスーパートラッククラスへエントリーはしていたものの出走には漕ぎ着けませんでした。 そのうちに、「完全なオリジナルカーでなくてもいいから、何とか出走だけでも。」 という感が高まり、結構と良い走行特性を示していた試作車を改良の上、2002年ワールドドロームへ出走させることにしたものです。

 元々タミヤ製CカーはCSCのハイバンクトラックでは非常に走らせやすいとの評を聞いていましたが、如何せんダイレクトドライブカーの廉価版。樹脂成型のバスタブシャシやケージ状の補強によって新品時は充分に高いシャシ剛性を示すものの、 走行を重ねるうちに激しい剛性低下を起こしてしまう点がガンなのです。
 「それならばシャシの材質を変え、極力剛性低下を抑えればいいではないか。」 と開発をはじめたのがSFC-10ですが、手始めとしてCカーを補強してどのような特性になるのか調べてみました。
 まずは何も考えず、簡単に出来るものとして純正ではGFRP板製のフロントシャシをCFRP板で同じ形状に変えてみました。しかしこれによる特性の変化は私に察知出来るほどのものではありませんでした。
 次に、バスタブの補強とリヤショックユニットのシャシ側マウントなどの役割を担う、ケージ状のパーツをCFRP板製に変えると共に、オリジナルではピッチング方向だけに作用している1本リヤショックユニットを、 スペースタイムファクトリー オリジナルDDカーのトレンドともなっている、V字型マウントの2本ショックユニットに変えてローリング方向にも作用するようにしてみました。 これによる効果は覿面で、コーナーリングで限界を超えた場合のリヤの滑り出しが穏やかになり、より一層扱い易い特性とすることが出来ました。
 また、直接走行特性の向上にはつながらないかも知れませんが好みにより交換した部品として、アソシエーテッド製テフロンコーティッドショック、クロス製アルミモーターマウント、アルミデフハウジング、アルミホイールハブ(旧製品)、 オリジナルの6AL4V製リヤアクスルシャフト(単に丸棒を長さを合わせて切っただけ)等が有ります。

 ここまではまだ誰が見ても、「タミヤ製Cカーにオリジナルパーツを組み込んだもの。」 と云える状態でしたが、次はフロントセクションをそっくり造り替える事にしました。
 現在のタミヤ製F1シャシ、F103の原型であるF101から流用された実車のF1フロントサスアームの形状を模したフロントサスアームの脆弱性も、ハイスピードオーバルレースでは致命的欠点となる可能性が非常に高いからです。
 CFRP板でロアデッキとアッパーデッキを切り出し、バスタブシャシのフロントセクション取付部へ上下から挟み込むようにネジ留めするようにしました。ロアデッキのデザインはKRXのフロント部分と同様の円を基調としたものにしてみました。
 ホイールベースはSTF-10よりも10ミリ伸ばした290ミリとしました。走行中はほとんどステアリングを切ることの無いハイバンクオーバルレース専用車としては、出来る限りロングホイールベースとした方が走行安定性の確保では有利です。 そうは云っても実際にはボディ側からホイールベースの制約を受けることになります。スーパートラックボディでは310ミリ程度までは何とかなりそうですが、取り敢えず290ミリで様子をみる事にしました。
 フロントサス形式は当然ながら、スペースタイムファクトリー オリジナルDDカーのトレンドであるトレーリングビーム式を迷う事無く採用しました。
 当初はSTF-10のアクスルビームを流用しましたがホイールベースを伸ばしたことと、STF-10と比べてリヤ荷重の割合が大きくなったことによりアンダーステアが強く出過ぎたため、材質をCFRPからGFRPに変更し、 更にトレッドを10ミリ狭めることにより希望通りの弱アンダーステアにチューニングすることが出来ました。
 ここまでくると、「最早これはCカーではない。」 との言を多く聞くようになりましたが、この段階ではまだフロントセクションとバッテリ搭載部分をつなぐ強度部材としては、Cカー純正の樹脂成型バスタブシャシが唯一その役割を担っていたのです。

 SFC-10の試作車としての研究はこれで一段落し、放置されたままになっていましたが、前述のようにSFC-10が中々思うように仕上がらないため、2002年ワールドドローム出走のための間に合わせとして引っ張り出されることと相成ったのです。

 さて、間に合わせのためのクルマということであれば本来ならワンメークのドロームモーターに換装し、ギヤ比を調整してそのまま持っていけば済むことですが、「どうせやるなら徹底的に!」 ということで、Cカーコンバージョンで唯一残っている脆弱性を消し去ることにしました。  フロントセクションとバッテリ搭載部分は樹脂成型バスタブシャシのみが強度部材となっているわけですが、通常の走行では問題無くても、ハイスピードクラッシュを起こせばこの部分に衝撃が集中して『真っ二つ!!』ということも充分考えられます。
 そこで以前から構想は有った、アッパーデッキの前後貫通化を実現させることとしたのです。
 フロントのアクスルビームマウント部分からバスタブシャシ後端、更には両側後に出っ張ったリヤボディマウント取り付け部分までを一枚のCFRP板から切り出そうというわけです。 板厚はスペースタイムファクトリー オリジナルのダブルデッキ車のデッキ板として標準の3.75ミリを使いました。
 ちょうどバスタブ部分に蓋をするような形になりますが、メカ搭載部分は切り抜かなくてはならないこともあり、バスタブの側面よりも充分に横に張り出させて剛性の確保と、サイドクラッシュ時にバスタブがダメージを受け難くしました。
 Cカーコンバージョンではアッパーデッキがシャシ強度の大半を担っていますから、これがメインデッキということになりましょうか。
 これは走行特性とは余り関係無い事ですが、近い将来、アソシエーテッド製のテフロンコーティッドショックが入手難になることが予測されるため、同社製のVCSマクロショックを使ってみました。

 こうなるともう、上から見た限りはCカーベースだということは絶対にわからなくなってしまいました。
 裏返して見てもCカーベースだということに気付く者は少ないのですが、これは当の昔に生産中止になっているCカー自体をよく知らない世代が増えたためと考えられます。

 2002年ワールドドロームでは無事(辛うじて?)、デビューを果たすことが出来ました。
 最終仕様で製作してからはワールドドローム当日がシェイクダウンになりましたので、重大な問題点も露呈しましたが、操縦性に関してはSTF-10以上に極めて安定性が高く操縦し易いクルマに仕上がっていることが確認できました。
 これについては別頁の『WORLD DLOME Diary』を御覧になってください。


 最後になりますが、本来であれば試作車ということで日の目を見る事無く、何時の間にか分解して部品取りされて消え去っていく運命にあったCカーコンバージョンですが、間に合わせとはいえワールドドロームという年に一度、しかもオーバルカーにとっては最大の晴れ舞台に出走し、 辛うじてとはいえ完走を果たしたクルマをそのまま葬り去るのも気が引け、CCC-10と正式な形式名を与え、『CCC-10の部屋』を設けて記録を残すことにしました。



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【2002年 シャシ編】


CCC-10UF

ワイド アッパーデッキ!!

CCC-10で目立つのは何といってもワイドなアッパーデッキ。
ここから見て果たしてどれだけの者がCカーベースと気付くか?



CCC-10UFL

アッパーデッキの張り出し

Cカーのバスタブシャシよりアッパーデッキが張り
出しているのがわかるが、これはサイドクラッシュ時
に樹脂製バスタブシャシが破損するのを防ぐため。


CCC-10UFR

モノコックシャシにも見える・・・??

アッパーデッキでバスタブシャシに蓋をした形になり、
見方によってはモノコックシャシのようにも見える。



CCC-10U

シンメトリカル レイアウト

CCC-10でも出来る限り左右対称のシャシレイアウトをとっている。



CCC-10D

下から見ると・・・・・

下から見れば、バスタブシャシを使っているのが一目瞭然。
円を基調としたフロントシャシはKRX-10のデザインを踏襲
したもので、STF-10では角張らせたが再び円基調に戻した。



CCC-10FB

フロント バンパ

カイダック板+ウレタンフォームのフルワイズ フロントバンパ。
ワールドドロームでは今年からウレタンバンパの使用を義務付け。



02CCC-10DFB

フロントバンパとボディ

ボディーの内側にピッタリと合わせたバンパによって
前面衝突時にボディーが内側に折れ曲がるのを防いでる。
衝突時、カイダック板との当たり面だけは塗装が剥がれるが
それ以外の傷みは驚くほど少なく相当の効果が認められる。



CCC-10UFS

トレーリングビーム式フロントサス

左右のトレーリングアームを一体化した方式。
中央のプレート部分がスタビライザの役割を果たしている。
スペースタイムファクトリーDD車のトレンド!!
重心位置が後寄りになったことによる過度のアンダー
ステアを調整するため、アクスルビームの素材を
CFRP板からナチュラルGFRP板に変更。
デザイン上もアクセントとなって貢献している。
ステアリングサーボをシャシセンターに置くため、
タイロッドはCカーと同様に左右非等長。



CCC-10DFS

フロントセクションを下から

フロントシャシは円を基調にしたデザインで
あることを除けば特別に変わったところは無い。
ここからもアッパーデッキのワイドさが目立つ。



CCC-10SSB

ステアリングサーボ周り

サーボ本体のみならず、タイロッドもメインシャシと
アッパーデッキの間に収めなくてはならない関係上、
サーボセーバーはキンブロー製ミドルサイズを使用。
アルミサーボマウントはヨコモ製MR4TC用を流用。



CCC-10UMS

ミドル セクション

メカボックスとバッテリボックス。
Cカーのバスタブシャシはこのために使用?



CCC-10MD

メカ ボックス

ESCはNOVAK製テンペストMAX。2世代前のモデル
だが現在でもトップクラスの性能に加え、絶大な信頼性を誇る。
ESCと受信機を並べてあるが、これに起因する障害は皆無。
ダイレクトトランスポンダは当初、ステアリングサーボの
上あたりに置いたがヒット エラーが多くてこの場所へ移動。



CCC-10UR

特徴的なリヤビュー!!

リヤから見てもワイドアッパーデッキが目立つ。



CCC-10TB

Tバー

Tバーには川田模型製ハイトラクション サブシャシを使用。
ナチュラルGFRPはスプリングとしての性能に優れ、コルヴェット
をはじめ実車のシャシスプリングとしても一部で使用されている。



CCC-10LTB

原始的なTバーですが・・・・・

前側はネジでシャシに固定し、後ろ側はOリングを挟んで
フローティングさせるというTバーとしても原始的な構造だが
オーバルカーとしては特別な不満を感じることは無かった。
バッテリホルダはCカー用をそのまま流用している。



CCC-10MP

リヤ セクション

モーターは2002年式ドロームモーター。2001年式
との違いはステッカーのみで性能面での違いはまったく無い。
V字型マウントのリヤショックはアソシエーテッド製VCS
マクロ ショックアブソーバ。スプリングはサーパント製
GPレーシング用で、Tバーによるスプリング効果を差し引き
2番目にスプリングレートの高いレッドを使用して丁度良い。



CCC-10URMP

モーターポッド ギヤサイド

モーターマウントはクロス製アルミ車高調整式を使用。
川田模型製アルマイトジュラピニオンとABCホビー製
スパーによるドローム用セッティングの超ハイギヤード。



TsukiTsuki     TsukiTsuki

【2002年 ボディー編】

02CCC-10FL

オリジナルカラー + ケロッグ ステッカー

ボディはホットボディーズ製 1998年型フォードF150。
オリジナルカラーはファスカラーをホワイト1、蛍光レッド5、
蛍光オレンジ1の割合で混合して調色。ホワイトで裏打ち。
単調さを無くそうと裾をパールサテンゴールドで塗ってみた。
ステッカーはスリックス製で、#5、2000年バージョン。
本来はストックカーのモンテカルロ用だが、スーパートラック用
のステッカーで気に入った物が入手出来なかったため妥協。
他車種用なので当然ながらライトやエンブレムなどは未使用。
これは2002年ワールドドロームで実際に7ラウンド出走した
ボディ。リヤショック取り付け部の割損により二十回以上に及ぶ
ハイスピードクラッシュの連続にもかかわらずこの状態!!



02CCC-10RL

クリア ウィング + リヤパネル カット

ワールドドロームのスーパートラッククラス
では直付けリップスポイラの使用の他、ボディ
リフトを防ぐリヤパネルカットが認められる。
リップスポイラのサイドダムに横転時の擦り傷。



02CCC-10F

フロント ビュー

ボンネットフードにはケロッグ・ロゴのみだが、ストックカーよりも
フードの面積が少ないスーパートラックでは物足りなさは感じない。
ライトはエアブラシ描きし、フォード・エンブレムは他からの流用。
ウィンドシールド保護棒は本来は黒か銀だが目立つようボディ同色に。



02CCC-10LS

レフト サイド

#5 2000年バージョンのサイド ステッカーは
左右で異なるデザイン。左側は虎のトニー。
グッドイヤー・ステッカーはフロントアーチ上が
定位置だが、転倒時にすぐ剥がれるため移動。
クリアウィング流用のリップスポイラはかなり長目。



02CCC-10RS

ライト サイド

右側のサイドス テッカーは3人の子供たち。
ストックカーよりも空白が少なく様になってる。



02CCC-10U

アッパー ビュー

フロントよりリヤがワイドになってるのがわかる。
ストックカーボディよりもフロントの絞込みが強い。
トノカバー上は別色にペイントしようかと思ったが、
面積が大きいため、一歩間違えば全体のバランスを
崩す恐れがあるので結局は同色のままにしておいた。
リップスポイラはパールブラックに塗ってみた。



02CCC-10R

リヤ ビュー

クリアウィングのサイドダム、上部は直進安定性向上の
ための垂直安定板として働き、下部はフラップ板の跳ね
上がりと併せてサンクション効果向上のために働く。
スーパートラックではボディ後部の形状から、リアパネル
カットのみでも相当強力なダウンフォースを得られる。



02CCC-10D

アンダー ビュー

シャシ・ボディアンダーの空力対策は何も行っていない。
1/10スケールではフラットボトム化等はボディリフトを
誘発したりして却って逆効果になることも多いので難しい。
ボディ補強はライトウェイトボディでなければまずは不要。



TsukiTsuki     TsukiTsuki

【2002年 シャシ&ボディー編】


02CCC-102F

メインカーとTカー

左側のボディ付がメインカーの2号車
右側のシャシだけがTカーの1号車



02CCC-102LS

理由は有りません

2号車がメインカーなのはSTF-10と同じにしただけ。
2002年ワールドドロームがシェイクダウンになったCCC
-10、走行特性の違いなど事前にわかるわけありませんから。



02CCC-102R

ボディを載せて後から見ると・・・・・

ボディを載せてしまうとモーターポッドの後端しか見えないので、
タミヤ製F103シャシとほとんど見分けが付かなくなってしまう。



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