☆☆ STF-10の部屋 ☆☆

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Tsuki Tsuki        Tsuki Tsuki

STF-10TopPhoto



 STF-10はRCワールド誌の主催により年に一度、修善寺のCSC(サイクルスポーツセンター)内に在る日本競輪学校の250メートル45度バンク付きトラックを使って開催される日本で唯一のハイバンクオーバルレース 『ワールドドローム』への出走だけに目的を絞り、1998年に製作したものです。
 オリジナルカーも3車種目の開発に取り掛かり、KRXシリーズの販売台数も20台以上になったこともあり仲間内から、「ブランド名を考えた方がよいのではないか。」 との声が出てきました。そこで、「どうせ付けるのであれば壮大な名称を。」 ということで 空間と時間、つまり宇宙を創り出す工場という意味で 『スペースタイムファクトリー』 と名付けました。宇宙を創るとは何もそんなに大層な事ではなく、独自の世界を築き上げるという程度の意味です。 スペースタイムファクトリーという名称は単にオリジナルカーに冠するブランド名としてだけではなく、多少なりともオリジナルカーの開発に携わっている仲間のグループ名としても使うことになりました。

 また、STF-10はスペースタイムファクトリーとして新たに開発する第一号車ということでもありシャシ名にはズバリ、Spase Time Factoryの頭文字を冠しました。

 STF-10の設計を始めるに当たっては、オーバルカーとして重心をターン内側である左に寄せた非対称シャシとするべきか、それとも出来るだけ対称なシャシにするかは仲間内でも意見の分かれるところでした。 バンク無しのフラットオーバルやバンク角度の浅いローバンクオーバルトラックでは、非対称のアンシンメトリカル・シャシが圧倒的なアドバンテージを持っていることが立証されていますが、ワールドドロームのようなハイバンク オーバルトラックではどちらも長短混在し、決定的な優位性というものを挙げることが出来ません。
 そこで絶対的な走行性能で優劣が見出せないのであればと、私個人として有利な点の多いシンメトリカル・シャシとして設計を開始することにしました。
 アンシンメトリカル・シャシではどの程度内側に重心を寄せるのが最適なのか判断することが難しく、またワールドドロームで使われているトラックは直線部分にも約20度のバンクが付けられているためただでさえも スタート時には内側へクルマが寄って行きやすく、その上内側に重心を寄せたクルマとなれば慣れないと良いスタートを切るのは非常に難しいのです。

 STFでの構造的な特徴は、超ハイスピードオーバルカーとしてワールドドロームで使用するストックカーの限界である280ミリ迄ロングホイールベースとしたこと、極限までシャシ剛性を高めて超ハイスピードクラッシュに対する耐性を持たせるため バッテリを囲むようにメインシャシとアッパーデッキをつなぐアルミ合金A7075S(ESD:超々ジュラルミン)のブロック材から一体で削り出したメインフレームを採用したことです。
 これによってシャシ剛性が上がったというよりは、実用上まったく捩れが出ない完全剛体シャシになりました。超高剛性シャシに合わせてモーターポッドもA7075Sブロックからの一体削り出しとして、こちらも実用上は完全剛体となっています。
 メインフレームの採用に伴い、KRXシリーズで使っているフォアピボット式リヤサスペンションは使うことが出来ず、完全にフリーになる新しい方式を考えなければならなくなりました。数ヶ月間はこれといったアイデアも浮かびませんでしたが、 苦し紛れにローリングフレームをモーターポッドの周囲に配したスケッチを描いている時にアイデアが閃き、またしても画期的なオリジナルリヤサスペンションが誕生する結果となりました。
 メインフレーム後端とモーターポッド前端のセンターに配したボールピボットがローリングとピッチングの中心点となり、ローリング時はモーターポッド前後端に配した2個のボールピボットが、ピッチング時にはメインフレーム後端の一直線上に配した 3個のボールピボットがそれぞれ中心軸となり作動します。
 モーターポッド周囲に配したローリングフレームは長さが短くなり、後端の高さを調整することでロールステアを変化させられる範囲が大きくなり、はっきりとその効果を確認出来るようになりました。
 フロントサスペンションはKRXシリーズと同じトレーリングビーム式で、ナローサイズになった車幅に伴いトーションビーム部分の長さを短くしてあるだけですから、セミトレーリングアーム的なジオメトリー変化による 高い安定性はそのまま引き継がれています。
 あと、外観上目立つのがセンターに縦置きしたステアリングサーボですが、これは出来る限り完全に左右のバランスを取るために採用したものです。メインシャシとアッパーデッキのホルダにより非常に広い部分で保持されますから、 サーボケースの変形による痛みが非常に少なくなってます。

 ワールドドロームでのデビューは1999年大会になりましたが、非常に安定性が高く操縦し易いクルマに仕上がっていることが確認できました。
 以後、2002年大会まで4年間出走していますが、最近では年に一度ワールドドロームでしか操縦しない我チームのワークスドライバーも余裕を持って楽しみながら走らせてます。



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TsukiTsuki     TsukiTsuki

【2002年 シャシ編】


STF-10UF

メカニカル感溢れるシャシ

ダイレクトドライブカーとしては異例のメカっぽさ!!



STF-10UFL

ESC搭載側

バッテリ周りのメインフレームの両サイドはメカ搭載スペース。
レフトサイドにはESC、NOVAKサイクロンTC2を搭載。
通常型パワーFET仕様の前世代型だが信頼性は非常に高い。



STF-10UFR

受信機搭載側

ライトサイドには受信機とダイレクトトランスポンダを搭載。
昨年までは通常のトランスポンダを搭載していたが、ワールド
ドロームでは今年からダイレクトトランスポンダを使用。
メカ重量の左右バランスは左側がわずかに重く、左回り
ハイバンクオーバルのドロームにはちょうど良い。



STF-10U

シンメトリカル レイアウト!!

止むを得ない部分以外は出来る限り左右
対称にしてアンバランスを無くしている。



STF-10D1

平凡なボトム ビュー

下から見るとモーターポッド周囲のピッチングフレーム
以外は特別目立つところも無く、ごくごく平凡なイメージ。



STF-10FB

フロント バンパ

カイダック板+ウレタンフォームのフルワイズ フロントバンパ。
ワールドドロームでは今年からウレタンバンパの使用を義務付け。



STF-10DFB

フロントバンパとボディー

ボディーの内側にピッタリと合わせたバンパによって
前面衝突時にボディーが内側に折れ曲がるのを防いでる。
衝突時、カイダック板との当たり面だけは塗装が剥がれるが
それ以外の傷みは驚くほど少なく相当の効果が認められる。



STF-10UFS

トレーリングビーム式フロントサス

左右のトレーリングアームを一体化した方式。
中央のプレート部分がスタビライザの役割を果たしている。
スペースタイムファクトリーDD車のトレンド!!




STF-10SSB

強固なステアリングサーボマウント

マウンティングフランジを切り取ったサーボを
ESD削り出しホルダとCFRP板でガッチリサポート。
サーボケース自体は軽く押さえるだけなので
ケースの歪みによるトラブルは皆無!!



STF-10UR

特徴的なリヤビュー!!

ESD削り出しの一体型モーターマウントが目立っている!!
あとはモーターポッドのリヤ側マウントの様子もよくわかる。



STF-10DRS

ピッチングフレーム

モーターポッド周りのピッチングフレームが前側を支点にして
ピッチング方向に動き、その中でモーターポッドが前後の支点を
軸にローリング方向に動く 『3+1ピボッド式 リヤサス』。
(モーターポッド前側の支点はメインフレームに取り付け)



STF-10MP

リヤ セクション

モーターは2001年式ドロームモーター。2002年式
との違いはステッカーのみで性能面での違いはまったく無い。
V字型マウントのリヤショックはアソシエーテッド製テフロン
コーティッドショックアブソーバ。スプリングはサーパント製
GPレーシング用でいちばんスプリングレートの高いブルー。



STF-10URMP

モーターポッド ギヤサイド

ドローム用の超ハイギヤードなギヤ比がよくわかる。
モーターポッドとメインフレーム間に見えている
アルマイトブルーのスペーサのメインフレーム側が
モーターポッド前側のローリング支点。



STF-10BH1

バッテリホルダ取り付け その1

矢印型、変わった形のバッテリホルダ!!
現物に罫書いてからデザイン変更したため、
要らない罫書線がたくさん残ってしまった。



STF-10BH2

バッテリホルダ取り付け その2

鏃(やじり)部分を配線の下にくぐらせます。
通常、バッテリコネクタは後から接続します。



STF-10BH3

バッテリホルダ取り付け その3

鏃部分をメインフレームから出っ張った
アッパーデッキの縁に引っ掛けます。



STF-10BH4

バッテリホルダ取り付け その4

後ろ側が掛かったら、前側を引っ掛けます。



STF-10BH5

バッテリホルダ取り付け その5

ロックプレートをノックピンに掛けてボディピンで固定。
ボディピンは使わなくてもまず外れることはありません。
(ドローム本番でも何度も付け忘れて出走してます)



TsukiTsuki     TsukiTsuki

【2001年&2002年 ボディー編】


02STF-10FL

オリジナルカラー + ケロッグ ステッカー

ボディはホットボディーズ製 1998年型トーラス。
オリジナルカラーはファスカラーをホワイト1、蛍光レッド5、
蛍光オレンジ1の割合で混合して調色。ホワイトで裏打ち。
ステッカーはスリックス製で、#5、2000年バージョン。
本来はモンテカルロ用。ライトやエンブレムなどは未使用。
これは2001年、2002年ワールドドロームで実際に
全ラウンド出走したボディ。2大会通じて十数回に及ぶ
ハイスピードクラッシュにもかかわらずこの状態!!



02STF-10RL

クリア ウィング + リヤパネル カット

ワールドドロームのストックカークラスでは直進
安定性を高めるクリアウイングの使用と、ボディ
リフトを防ぐリヤパネルのカットが認められる。



02STF-10F

フロント ビュー

ボンネットフードにはケロッグ・ロゴのみで少々物足りない。
ライトと上部グリルはペイントで、フォード・エンブレムは他からの流用。
ウィンドシールド保護棒は本来は黒か銀だが、目立つようボディ同色に。



02STF-10LS

レフト サイド

#5 2000年バージョンのサイド ステッカーは
左右で異なるデザイン。左側は虎のトニー。
グッドイヤー・ステッカーはフロントアーチ上が
定位置だが、転倒時にすぐ剥がれるため移動。



02STF-10RS

ライト サイド

右側のサイドス テッカーは3人の子供たち。



02STF-10U

アッパー ビュー

フロントよりリヤがワイドになってるのがわかる。
オーバル型のリヤウィンドも目立つポイントの一つ。
実車ではこれほど極端な楕円形にはなっていないが、
コークボトルラインと共に効果的なデフォルメ!!



02STF-10R

リヤ ビュー

クリアウィングはガーニーフラップはもとより、
立ち上がり部分をカットしてあるのに注目!!
ウイングの役割は翼端版による直進安定性の確保。
ダウンフォースはリヤパネルをカットすることによる
サンクション効果のみで必要充分なだけ得られる。


TsukiTsuki     TsukiTsuki

【2002年 ボディー&シャシ編】


02STF-102F

メインカーとTカー

左側のボディ付がオーバルではメインカーの2号車
右側のシャシだけがTカーの1号車


02STF-102LS

まったく同じシャシですが・・・・・

僅かですが1号車はタイトなステアリング
特性で、2号車のステアリング特性はルーズ。



02STF-102U

何故ステアリング特性が違うのか??

パーツをシャッフルしても2台のステアリング特性の
違いは変わらない。そうなると考えられるのは、
メインシャシのごく僅かな捩れ特性の差だろうか。



02STF-102R

目に付くアンテナ線ですが・・・・・

アンテナパイプから垂れ下がったアンテナ線は非常に
目障りですが、出来る限り受信感度を上げるためには
絶対に切り詰めたり受信機側で束ねてはいけません。




【2000年 ボディー編】


00STF-10FL

オリジナルカラー + ケロッグ ステッカー

ボディはホットボディーズ製 1998年型トーラス。
オリジナルカラーはエンジンカラーをホワイト1
蛍光レッド3の割合で混合して調色。遮光性に優れるホワ
イトが混ざっているため、蛍光カラーだが裏打ちは不要。
ステッカーはスリックス製で、#5、1999年バージョン。
本来はモンテカルロ用であるためモールドラインと合わない
ところも。グリルとライトステッカーはボディ付属品。
2000年ワールドドロームは雨の中での開催となり、
STF-10はノーコンで縁石へ全開クラッシュ。
シャシは軽微な破損だったもののボディーは全損し、
これは後日展示用としてまったく同じに製作したもの。



00STF-10RL

クリア ウィング + リヤパネル カット

クリアウィングやリアパネルカットは01&02モデルと同じ
ですが、リヤスカートサイドのカットが違うことに注意!!
こちらはきちんとカットラインどおりに切ってあります。



00STF-10F

フロントビュー

ボンネットフードにはケロッグ・ロゴと共に、かつて日本で
ケロッグ・キャラクターといえば真っ先に挙げられた鶏頭。
ライトやグリルのステッカーはボディ付属品を使用。フォード
エンブレムはストック品のスリックス ステッカーから流用。



00STF-10LS

レフト サイド

#5 1999バージョンのサイドステッカーは左右同じ。
ゼッケンナンバーは共に前側に倒してあるため、左側は
何となく違和感も。ランスフォードステッカーは御愛嬌。



00STF-10RS

ライト サイド

右側はゼッケンナンバーの傾き方向はいいものの、それでも
前側に倒れているというのはスピード感が感じられず今ひとつ。



00STF-10U

アッパー ビュー

#5 1999バージョンではルーフトップのゼッケンナンバーは
イエローとホワイトから選択。このボディカラーにはイエローが合う。



00STF-10R

リヤ ビュー

2000年モデルではリヤスカートサイドのカットが異なる
ことからクリアウィングはガーニーフラップを切り取っただけ。



0200STF-10RUS

リヤスカートサイドのカット

右側の00モデルはカットラインどおりにカットしてある。
左側の01&02モデルではボディ下面を後端まで一直線として、
リヤパネルカットにより生じるサンクション効果を向上させている。
どうでもいいようなことだが、01&02モデル2号車のクリア
ウィングは1999年ワールドドローム以来使い続けてる年季物。



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